Hermes Calvi Duo 1年半使用レビュー【ミニ財布としての選択】

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エルメスのカルヴィデュオを購入して、1年半使用したのでレビューします。

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カルヴィデュオの紹介

元々エルメスにはデュオではないカルヴィというカードケースがあり、今回紹介するカルヴィデュオはカルヴィをベースとして、小銭を入れられるように片面をホック付きの収納ポケットにした商品になります。

10.5cm
7.5cm
厚み1.4cm
厚み(使用時)1.7~2.2cm
膨らみがあるため厚さは誤差有り

私が購入したのは、ゴートレザーを用いたタイプのものでエルメスオンラインにて税込67,100円で購入しました。カルヴィデュオは人気モデルのようで比較的入手困難ですが、12時や21時などにエルメスオンラインを見るとそこそこ入荷しているので、そこまで入手が難しいモデルでもないようです。(狙っている色をピンポイントで入手できるかは未知数)

ポケットは3つ

カルヴィデュオには収納部分が3つ用意されており、カード類はメインのポケット以外に小銭入れ部分の裏側にも収納することができます。私はここに交通系ICカードとカードキーに加えて、写真と一万円札を1枚とその他の紙類を入れています。

重くなるのが嫌いなので、小銭部分は基本的に五百円玉を1枚のみとしていますが、10枚程度までは十分に収納することができます。薬やちょっとしたものを仕舞うことができるので、ホック付きのポケットはあると安心感があります。

カルヴィの特徴的な二等辺三角形がえぐれた形のメインカードポケットは、現在はカードを4枚のみ収納する形にしています。折角のスリム感を大切にしたいので4枚のみとしていますが、8枚まで入れても閉じることはできましたので収納力は意外とあります。

厚み

気になる厚みですが、カード6枚+紙幣1枚+紙2枚+写真+五百円玉1枚を入れた状態で、手で抑えた状態で1.7cm、手を離した状態(下画像左)で2.2cmとなります。小銭入れのフラップの分、重なる層が増えてしまうため、どうしても通常のカルヴィよりも厚みが増してしまいます。

最近の薄い財布(HITOEやusuhaなど)や、クレジットカードのみを収納するカードケースと比べると厚みがありますが、十分許容範囲だとは思います。

紙幣は三つ折りが基本

紙幣は三つ折りが基本になると思います。サイズが大きい一万円札だと画像のように大きくはみ出してしまいますので、カルヴィを折り畳んだ際に癖がついてしまいます。サイズが小さい千円札ですとまだ許容範囲のような気がしますが、それでも綺麗に収めることはできませんので、三つ折りが無難だと思います。

私は綺麗な一万円札を1枚だけ三つ折りにして、あくまで保険用として仕舞う運用で安定してます。カードやスマホ決済がメインです。

質感・使用感

カルヴィやカルヴィデュオは縫い目が一切なく、1枚の革を裁断して作られています。私が購入したモデルは6,000円ほど値段が高いシェーブル(ゴートレザー=山羊革)のものですが、薄く均一に漉いていながらもしっかりとしたハリを感じることができます。

ボトムスの前ポケットに入れるなどそれなりに過酷な環境で3ヶ月使っていても、角がよれてきたりといったことはなく、新品時のふっくらとした柔らかい印象が保たれています。また、スムースレザーではないので小キズが目立たず、色が黒なことも相まって自分でも綺麗な状態のままだと思います。

10.5×7.5cmのサイズ感は良好で、バッグを持たないスタイルでもボトムスのポケットやジャケットの内ポケットに仕舞うことができます。カードを6枚収納できるので大抵の人には十分だと思いますし、基本的にキャッシュレスで生活している限りは収納力で困ることはないと思います。

現金を多数持ち歩く必要がある方は、別途札入れなどの紙幣をピン札のまま仕舞えるものを別途持ち歩くべきだと思います。

カルヴィデュオはカルヴィ同様にカラーバリエーションも多いため、性別関係なく幅広い年齢層でも使えると思います。価格は7万円弱と決して安くはありませんが、品のある小さい財布をお探しの方には十分おすすめできる商品です。

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